働き方改革についてそろそろ真剣に考えてみる 〜一般的なサラリーマンに及ぼす影響〜
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どうも❗️
リーマンブロガーです‼️
ご存知の通り、私は普通のサラリーマンとして会社勤めをしています。
最近よく耳にする『働き方改革』。
この改革が一般的なサラリーマン及び、家庭に及ぼす影響が無視できないものになってきたので、自分なりの思いを書いていきたいと思います。
そもそも働き方改革って何?
政治や経済に疎い私には、そもそも働き方改革とはどういう目的によりどのような背景で、最終的にはどこを目指すものかがイマイチ分からなかったので、ネットの情報を駆使して勉強してみました。
他のサイトなどで調べてみても話が様々な方向へ飛び散り、簡潔に説明されている記事は少ないように感じました。
恐らく日本政府はこの改革に、色々な期待を寄せているのは間違いないでしょうが、私はあくまでも自分自身に影響を及ぼす内容に特化して個人的解釈で説明することになりますので、間違っている箇所があるかもしれませんがご了承下さいm(_ _)m
3つのスローガン
日本は2010年頃から人口が減少傾向になっており、将来的に働き手が無くなってしまう事を危惧して政府はこの改革に取り組んだようです。
そして以下の3つのスローガンを掲げています。
働き手を増やす事
これまで労働の機会を逃してきた人材に就労を促すこと。
いわゆる、子育て世代の時間に限りのあるママさんや、定年を迎えた高齢者などにも
労働の機会を与えれるようにすること
出生率の上昇
社会保障制度を充実させ、子供を出産しやすい社会にすること。
労働生産性の向上
労働人口が減少しても経済成長を実現していくために、労働による生産性を高めていくこと
この3つをスローガンとして掲げており、労働人口が減少しても日本経済を発展させるために「労働の質を向上させること」、「労働の量を維持すること」を打ち出しました。
労働の質を向上させるには?
これは私たちも少し考えれば分かる事ですが、要するに効率よく仕事を進めましょうということです。
我々サラリーマンの中でも仕事の効率が良い人は「仕事ができる人」として重宝されますよね。ようするに「仕事ができる人」を無理やりにでも量産していこうという事だと私は理解しました。
労働の量を維持するためには?
これは先の3つのスローガンの中にもあった「働き手を増やす」ことです。
例えば女性が出産などで退職せざるを得ない環境の場合、イコール働き手が減ってしまう事になります。そこで、女性は非正規雇用者などに対して家庭の事情を考慮した「働き方の多様化」を実現しようとしています。
また、正規雇用者と非正規雇用者の格差を無くし、同じ質の仕事量をこなしているなら同じ給料を支払う事で、この格差をなくそうとしています。
このような背景により、ついに我々サラリーマンにも『働き方改革』という名目による残業規制が始まってしまったのです。
要するに、残業規制を実施して長時間労働を無くすことにより、今まで多くの残業をしてきた人が会社に貢献しているという考え方を無くし、少ない労働時間で効率良く仕事量をこなす人こをが会社に貢献している、と評価される時代が来たのです。
それにより、今まで様々な理由により働く事が難しかった労働力の確保につなげようと考えたんですね。
でもあえて言わせてください!
日本の未来を考えると、この『働き方改革』は将来的に日本経済を救うための画期的な政策として讃えられることになるかもしれません。いや、きっとなるでしょう。
ただ、今まで月に何十時間も残業をしてきた一般的な社畜サラリーマンに及ぼす影響は色々な方面で甚大なものになっていることも忘れてほしくありません。
表面上だけの働き方改革=残業規制
昨日まで毎日深夜まで残業してきたサラリーマンに対して、「来月から残業は2時間まで」と急に言われても、仕事量が減るわけでもなく、人員が追加されるわけでもありません。
「業務の改善を図り、仕事の効率化をしなさい」と言われても、そんな改善が一夜にして出来てしまうなら、今までこんなに残業なんてしていません。
私事ですが、過去に明らかに仕事の影響で体調を崩したことが何度かあります。
・精神的に壊れてしまい鬱病になったこと(当時は鬱とは気づきませんでしたが)
・毎日深夜までの残業が重なり、自律神経に支障をきたして過呼吸により救急車で運ばれたこと
・尿管結石になって今まで味わった事のない激痛に見舞われたこと
そうまでして自分なりには仕事を一生懸命がんばってきたつもりですが、「はい、明日から残業しないでね」と言われて「やったー!」と喜べるほど無責任に仕事をこなしてきたわけではありません。
しかし、国として取り組まなければ罰則が与えられ、優良企業とみなされなくなるが為に、何の作戦もなく残業時間だけを減らすって変じゃないですか?
他の部署に急ぎの用事を頼んでも、「時間がないから無理」と断られる現状のどこに生産性の向上があるのでしょうか?
会社は、上司は、この改革の真の意味ををくみ取って、管理職及び社員全体に「会社としての政策」を打ち出して共有するべきだと思うのです。
もちろん私も含めて残業するのが前提になってダラけてしまっていたところはあるかもしれません。しかし、この表面上だけの残業規制では国の生産性どころか、1つの会社の生産性すらも向上しないと確信しています。
すいません。愚痴だらけになってしまいましたが、今日はこれくらいにしておきます。
もう少し、会社以外へのプライベートへの影響なども書きたかったのですが、それはまた次回にもちこします。
けど、特に私のようなサラリーマンの方には、この想いに共感してくださる人もいると信じています。皆さんの意見も是非聞きたいので、コメントお待ちしております。
では、サヨナラー‼️